高校生活最後の・・・・

高校生活最後の授業でした〜明日から試験・・・
学校は部活や友達に会うために行っていたようなものでして、授業はそんなに好きではなかったけど、やっぱりもう受けられないとなると少し悲しいっすね。
小学生のころは引っ越しばかりで同じ土地に長いあいだ住んだことがなく、同じ学校に6年間(中高一貫校です)も在籍するのが初めてだったということもあり、まだ終わりたくないという気持ちがかなりあります。一貫校特有のうちわノリがダメな部分もあったけどやっぱ楽しかったです。三学期はほとんど学校には行かないのでクラスメートや部活の仲間に会う機会も少なくなるし。残りわずか、楽しまなければ。

勉強しないと・・・・

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リアル 七巻 / 井上雄彦

りある


「俺たちは これから強くなっていくんだ」

やっと出ました、リアル7巻。スラダンの作者が書いてる車イスバスケの漫画です。元短距離走全国大会出場者で骨肉腫のため片足をなくしてしまった戸川清春、バスケにあけくれていたのにある事故をきっかけに退学、自分の道を探し続けている野宮朋美、野宮の同級生でかなりひねくれた性格、交通事故で下半身が動かなくなってしまう高橋久信の三人の主人公にやるかなり重いマンガ。スラダンとは全然かんじが違います、これはどっちかというとバスケよりも人間描写メイン。

んでネタバレにならない程度に感想を。この巻のキーポイントは三つ。
1.初めて本格的なバスケのシーンがある。
2.新キャラ。
3.高橋が一コマも出てこない(!)

まあ高橋が出ないことについては、6巻が高橋メインだったのでしょうがないかな。彼一番好きなんだけど。でも相変わらず感動します。三人は自分の歩く道を見つけられるのか?見つけてほしいっす。

今回でてこなかった高橋、野宮とちょっと面識があるくらいで物語の主軸にまったく絡んでないんだけどこれからどうなんだろう?彼が一番深い悲しみを背負ってる気がするんで、頑張ってほしいところです。

しかしストーリも精巧だし絵がうますぎるってのもあるけど、一年に一冊は少ないだろ。。。一年待って30分で読んじゃった。何回読み返すんだろう。

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試験と子供とバスケとリアル

試験終わるまでは更新しないっていう決意が音を立てて崩れてく、目標を変えてアルバムのレビューはしないようにしよう、妥協。

今年も残り短くなってまいりました。今後の予定を。僕はパソコンを開くまでどのアルバムのレビューをするのか決めていないのですが、今年中に絶対感想を書きたい作品が一つだけあります。KOHEI JAPANのfamily。マジで良いアルバムですよね。
♪Hey my baby さあ今日からはもう二人じゃねぇ my lovely さあ今日からは三人だね♪

タイトルどおりあったかいアルバム。子供っていいよね、純粋。自分にもああいう時期があったんだな。昔の写真を見るとビビるくらいかわいいです、今は目もあてられないけど。文化祭にもたくさんちっちゃい子きてて、素直に喜んでくれるからやりがいがあった。あと試験終わったらバスケに集中します。引退してからまともに運動してないけど12月に引退後の選手が出る半分遊びみたいな試合があるので。あとはJ-POPだけどBUMPのアルバム聞きたいかな。

ああ忘れてた、ビッグイベント、今週リアルの七巻でます、これ大好きなんだよね、個人的にはスラダンよりも。一年に一冊しかでないから今から楽しみ。

でわ勉強します!

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最近の若いもんは。。。

勉強疲れた、軽く文だけで更新を。

ジェネレーションギャップを感じます。2、3個下の子たちに。なぜか?ゲームです。ゲームに対する観念が違う。

僕の学校はバスで行くような辺境にあるのですが、アホみたいに校則が緩くゲームの持ち込みが禁止されてません。その登下校中、バスに乗り込むと中3だか高1くらいの子が一番後ろの席に5人でぎっしりと座っているわけです。

「俺があんくらいの時は5人席に5人で座ってたことなかったな〜、感心感心」と思っちゃったりするわけだけど、な〜んか明らかお友達グループなのに雰囲気がおかしいんだよね。会話がないの。5人でNintendoDS持ってピコピコやってる。せっかく5人で帰ってるんだから話せよ!とか思うんだけど、最近のゲームはワイヤレスで通信できるらしく、しっかり会話はしてるんすよ、画面上で。

僕の代といったらゲームはスーファミからPS2まで、みんなでやるのは64のスマブラ、ポケモンは151匹と相場が決まっていたわけですが、明らかに今15歳くらいの子くらいからゲームは外の交通機関でやるものになってきたみたいですね、よく見る。僕らは登下校中でくだらないことで騒ぎすぎてて大人の方々にこっぴどく怒られた記憶がいく度となくあり、それに比べたら迷惑かけてないぶん良いだろうけど、う〜〜〜ん・・・・・最近の若いもんは・・・おじさんに一歩近づいてしまった18歳です。

とわいっても、この文章だけだと今の中高生がすごく暗いみたいに見えますが普段はとっても元気がいい子ばっかっすよ、本当に楽しそう、残りの高校生活全力で楽しんでほしいと願うばかりっす。俺も楽しまないと。

あ、村上春樹さんのエッセイで、「おじさんっていうのは最近の若いもんはっていうけど、僕が子供のころも大人に最近の若いもんはって言われてました。」みたいなこと書いてました、そういうもんすよね。気を若く持たなければ!

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N.E.R.D. / She Wants To Move (Native Tongues Remix) feat. Common, Mos Def, De La Soul & Q-Tip

N.E.R.D.


リンクに2つのブログ追加しました〜星屑御手紙はラップとは関係ないけど高校生のブログですごく元気が良いです。グンジョ的は、ものすごくラップに詳しい方のブログです、僕と同時期に始めて僕ほど暇人ではないようなのでまだコンテンツは少ないですがレアなアナログやテープのレビューが多くてびっくりしてしまいました。

あとプロフィールの下につけたやつ、1クリックで1円寄付されるようなので押してみてください。7円で木の苗ひとつになるようです。

ということで、N.E.R.D.のシングルMaybeに収録されたShe Wants To MoveのRemix。原曲も良かったですが、Common、Mos Def、De La Soul、Q-Tipというミドルの大御所を迎えた今作は原作を上回る名曲。どうせならタリブとPhifeもいれてあげれば良かったのに・・・と思いましたが一人一人のバースがけっこう長いので仕方ないか。やっぱこの時代のラッパーってかっこいいっすね。特にトリを飾るQ-Tipの、トラックに乗った「うんちゅくあっ」ってとこ好き。Neptunesのトラックは本当にかっこいい。

ブログほぼ毎日更新してましたが一応高校生、試験ってやつがあるので10日ほど休みます。

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小林大吾 / 詩人の刻印

だいご


001.ガーゴイルの言いかけたこと gargoyle and the introduction
002.手漕ぎボート helmsman says
003.アンジェリカ perfect angelica
004.二度ふれるに消えてなくなれ disappear like this word
005.レ点の力学 #106 one-loop jones #106
006.三角バミューダの大脱走 paradise lost feat.サッチモズ
007.腐草為蛍 trying to be a piano wire
008.蝸牛の憂鬱 miles away
009.饗宴 eureka
010.レ点の力学 #103 one-loop jones #103
011.話咲く種をまく男 no kidding
012.女と紙屑 a miserable day for coelacanth
●●●●●●●●●○ 9点

♪ソーダ水の中で泳ぐクラゲみたいな気分だ♪

ユーモアと哀愁。妄想の中に垣間見える現実。圧倒的な詩の世界です、詩人、小林大吾の2nd。12曲のすっきりした内容ですが、半分skitの前作と異なり10曲に言葉が入っているので彼の世界観を満喫することができます。言葉に秘められた特殊な力をしっかり捉え、一言一言を練りこんで大切に作っている印象。詩人とはいってもかなりわかりやすい歌詞の内容なのでラップ好きの人でもすんなり聞けるのではないでしょうか。トラっクもしっかりしていますがどこかメルヘン、かわいいジャケットといい、「脱ヒップホップ」というよりは最初からそんな枠にはおさまっていないかんじ。小林大吾からの12個の心温まる小話を楽しめます。

前作と同じ流れを汲み、言葉というものを自分なりに表現した(1)から幕を開ける今作。(1)では「あ、小林大吾らしいな」という印象を受けますが、(2)で見事に期待を裏切ってくれます。なんと、言葉にラッパーさながらのフロウがある!「ポエトリーっぽいラップ」を披露するなのるなもないよりちょっとポエトリー側、って程度の「ラップっぽいポエトリー」。しかもこれがスムーズで良い!トラックも良かったので初めて聞いた時はここでこの先の展開にわくわくしちゃいましたよ。多少(というかすごく)性格に問題のある完璧な女性アンジェリカと彼女に恋をしたねずみの話を展開する(3)と世界一居心地の良い監獄に入ってしまった脱獄の天才のお話(6)なんかは彼のユーモアと妄想が最も顕著に出た作品。タカツキの間の抜けたナレーションも作風に合っていて良いかんじです。サッチモズを迎えた(6)はトラックも素晴らしい、トラックではこれと(12)かな。

ユーモアが滲み出る前半の流れからは一転、後半はメッセージ性の強い曲が多いです。(7)が初っ端からやばい。
「強いられるのは撓みなくはられたピアノ線のように つとめて静かに、タフであること。」
今作中一番悲しげな曲。「生きてるかぎりはいつだって立ち去る側なのに失ったと錯覚したまま悲嘆に暮れること」。うん、その通りだと思います。
愛についての詩、(8)も見事、「愛はたいして役には立たない それでも捨てられたためしだけはかつて一度だってない」ってとこ好き。
タイトル通りハッピーな(9)を経て、これまた良い(11)へ。これはたぶん小林大吾が自身の詩人としての理想について書いた詩です、メルヘン!
「正しいってのがつまり大多数ってことなら なに、しがみつくほどの価値はないさ ひょっとしたら何かがどこかでものすごく間違ってるのかもしれないが、そこはそれだ」
ここらへんの歌詞のセンスはしっかりヒップホップしてますが、しかしかっこいいな〜 ちょっと切ない歌詞とオズの魔法使いに出てきそうなトラックの(12)で幕を閉じる本作、すばらしいっす。

なのるなもないのパンチラインで「現実逃避も逃げ切れば勝ちさ」ってのがありましたが、小林大吾って人にとっては、現実逃避どころかこれがリアルなんじゃないかな。小話の中に秘められたメッセージ性には考えさせられます。なにか言いたげなガーゴイルの像やムール貝博士、ミュンヒハイゼン男爵なんかがいる世界に僕もぶっとんでみたいです笑 基本ポエトリーリーディングって大好きなんですが、詩人は何人か知っているものの音源化されてるのは彼とSUIKAのTOTOくらいしか知らない。誰かおすすめあったら教えてください。

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chaos / archieve.alchemist

chaos


001.chaosword -belong to the colosseum-
002.radical sword
003.capain feat.KSK
004.alchemist
005.at rest type01-skit-
006.deal core 2007 feat.ORGA
007.lowtype dub
008.donna-shijinmo-saigowa-onajikotowo-kangaeteiru feat.Fake?
009.formula014
010.cold bank -crimson remix-
011.at rest type02 -skit- feat.JOGA
012.escolha -earthborn remix- feat.sakura akagi
013.blue heaven
014.gravith 4
015.can you kill the sun?feat.Nejel Mongrel
016.c.a.anthem
017.plug-in the memory
●●●●●●●●●○ 9点

「音は煙のようだ・・・つかんだその瞬間には消えている 走り続けるしかない」

インスト作品でこんなに衝撃を受けたのは久し振りです、トラックメーカーchaosの2nd。8thWonderのEPに参加していたことからわかるように彼らとは親交が深いようで、今作にも三人がそれぞれソロで揃い踏みしています。トラックはimmigrate usに通じるものがある気がしますが、immigrate usがギターを使ったり正統派なHIPHOPのようなものを作ってみたりと多様に実験的トラックを試しているのに比べ、彼は徹底して無機質な冷たい金属音にこだわっているかんじ。とわいっても新鮮さがないわけでも多様性がないわけでもなく、冷たいガシガシしたトラックにも関わらず喜怒哀楽を見事に言葉なしで表現できているのが彼の最大の長所。僕が最も魅かれたところです。完成度ではimmigrate usより高いのではないでしょうか。

この作品、昨夜寝る前に布団に寝そべって暗い部屋で聞いてきたら頭おかしくなりそうになりました笑 一曲目から違う世界にぶっとんでしまう。近未来のとんでもなく大きな無人の工場に迷い込んでしまったかんじ。(映画エイリアンやマトリックスに出てきそうなかんじの。スターウォーズほどポジティブなかんじではありません。)次から次へと違う形の機械が向かいれてくれます。(1)や(4)などはchaosの本領発揮といった印象、危ない雰囲気を醸し出してます。このアルバムを買った直接的な理由となった(3)もかっこいいっす、8th WonderはEP出してから結構時間経ってますがあれから全然変わってないっすね、むしろMasashi(とあえて呼びます)のトラックが多様性を増したぶんフルアルバムはEPより期待できるものになりそう、問題はいつ出るかってことですが。ORGAと組んだ(6)も双方の世界がぶつかりあってわけがわからないかっこよさ、ただ(15)はNejel Mongrelっぽさが出すぎてちょっとアルバムの中で浮いてるかな・・・なんかの宗教っぽい(16)や哀愁感漂う(11)も良いっす、(11)は一分ちょっとの短い曲だけど結果的に一番印象に残りました。

ただ、このアルバム、個人的にすっごく残念な惜しいことが一つあります。それが(12)の存在!このsakuragi akagiという女性シンガー、映画「陽気なギャングが世界を救う」の挿入歌を歌ったらしく、元ちとせの大ファンである僕としてはこういう歌いかたの歌手はツボに入りまくりです。トラックも壮大なかんじで良いんですが、どうしてもchaosが彼女を引き立たせるために遠慮してる気がしてならない。。。sakuragi akagiのアルバムだったらそれでいいんだろうけど、chaosのアルバムなんだからもっとガシガシやってほしかった。序盤はともかく、後半一番盛り上がるべきところでchaosの世界観をこれでもかというほど出したら名曲になったんじゃないかな。良いんだけどもっと良くできる点が見える曲でした。あ、書くとこなかったけど(10)、(13)、(17)なんかもかっこいいっす。

(3)だけを期待して買ったのに嬉しい誤算、1stアルバムも買ってみたいと思える作品でした。

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Junk Beat Tokyo / J.B.T. walker vol.1

junk


001.後ろの正面 who iz?
002.パラドックスパドック
003.UNCHAIN
004.C4L
005.想像妊娠
006.Nature Walk
007.Progress Train
008.5 weeks
009.Good times
010.skit
011.Junk Beat
012.必要熱
013.interlude
014.ちっこい思想
015.Realness
016.24区
017.to be continued...
●●●●●●●○○○ 7点

♪24区独特の主張 自らで切り開く♪

なにかと話題のCOMA-CHIが創設したレーベル、24区からリリースされたJUNK BEAT TOKYOという集団のコンピレーションアルバム。コマチ以外にも六歌仙、INHA、BYHALVESなど個性的な面々。正直コマチ苦手なんですが、コンピレーションにしては世界観の統一された良作。ただこれだけではレビューするまでには至らなかったと思います。このアルバムには僕の心を射止めた決定打が一つありました・・・それはBOBO THE TRIMMERの存在。いや、こういうクセがないのにフロウの幅が広いMCって好きなんすよ、ちょっとだけ活舌が悪いかんじも逆に良い味を出してます。フリースタイルでは相方のINHAに完璧に上をいかれてるかんじだけどラップは彼のほうが良いと思います。歌詞もかっこいい。

そのBOBO THE TRIMMERが口火を切る(1)はコマチ、107n、issacも質の高いラップを披露しており好印象。他にも「life is gamble〜」と歌いあげる(2)やフリースタイルと同じく熱いメッセージとリズムカルなフロウで魅せてくれるINHAのソロ(3)、哀愁感漂う(8)、眠くなってくるチル系の(12)など、実は質の高い曲が多い。でも、やっぱり一番推薦したい曲はBOBOTHE TRIMMERのソロ(6)。いや、彼のファンだからとかではなくて(もちろんそれもありますが)、本当にかっこいいんです。ジャングルの中を連想させるトラックにBOBOの勢いのあるラップ。
「ネイチャーこそ全てを内包 語らずとも語る見えん愛情」っていうフックは耳にこびりついて離れない。

なんだかBOBO THE TRIMMERの話ばかりになりましたが、全体的に完成度の高い、聞いてみて損はない作品です。ただ、歌詞カードについてる延べ17ページの漫画は。。。いや、面白そうなんですけど、これ完結させるまでにアルバム何枚出す必要があるんだろう。

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美輪明宏

美輪明宏という人間が好きです、今さんまの番組出てたけど。
僕はシャンソンは知らないしホモだろうがオカマだろうがそんなことはどうでも良いんすけど、他人に認められないことを続けて地位を確立した人間を見るとわりと素直にかっこいい!!と思ってしまうたちです。
「劣等感が服着て歩いてるのが男だ」とか名言だと思うんすけど。年上が言う言葉ってなにかしら深みを持っているものが多い、やはりご年配は敬わなければ。もののけ姫での声優としての美輪さんは印象的でした。
ラップ、特に日本語ラップは音楽の中でもとくに逆境の強いジャンルだと思うんですが、これもやっぱ時間をかけてオリジナルなスタイルを社会に理解してもらうしかないっすよね、アメリカの猿マネなんて言われないように。

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Doberman Inc / FIVESTAR LINERS

doberman


001.Bach Logic's Call(intro)
002.Fivestar Liners
003.アンダープレッシャー
004.Award Tour In A Box
005.花束とマイク〜Contact Killer
006.We Gonna Get High
007.緊急特番D.I.SP
008.トライアンフ
009.ノーサレンダー
010.Electrical Parade(#1 Stunna)
011.Rocky Road
012.Mega Hiphop 2
013.Walkin' Tall
014.Tomogen Says...
015.Conversation Piece
●●●●●●●●●○ 9点

♪この俺の全てを捨てても・・・てわけじゃないがこれに生きる♪

これかっこいい! GS、CHO、KUBO-C、MAB、TOMOGENの5人のMCとDJ RYO.com、DJ GEORGE、DJ MASAKIによるクルー、ドーベルマンインクの3rd。EXILEとコラボしたり何かと話題の彼ら。みんな言ってることだけど、今やいろんなところから引っ張りだこのBach Logicによるトラックはかっこいい。そしてみんな言ってることだけど、5人のMCはラップが下手なわけではないんだけど個性が全く見えない。。。特にこのアルバムは意図的に5人で語尾の韻やフロウを合わせたようで。なんでそんなことするんだろう・・・聞きこんでくると5人の差ははっきりとわかるし、時々ふとフロウやリリックでピカリと光る個性の片鱗のようなものが垣間見えるのでとっても惜しい。とわいえトラックの恩恵を受けて今作は捨て曲無、かなり内容の濃い良作。彼らの他の作品と比べてド派手ではない抑え気味の渋みがあるトラックで、すんなりと聞けました。

かなり聞き込んだ作品なのでどの曲も思い入れが深いんですが・・・時折見せるかっこいいセリフに魅かれてます。(6)の「だから二度とこんな歌書かない もっとふざけてやるから」や(11)の「星の数は苦労しろ」はビビッとくるものがありました。この二曲は歌詞がかっこいい名曲。他にも、ATCQの「AWARD TOUR」のようなほっとできる曲調の(4)、トラックとフックがかっこいい(10)、熱いメッセージが胸に染みる(13)や(15)など、DOBERMAN INCが好きな人もそうでない人も満足できる内容。彼らの作品で一番聞きやすいのではないでしょうか。叩かれること多いけどなんだかんだでかっこいいんだよな。

大阪といえば韻踏みたいなユーモアたっぷり、押韻主義のMCたちにEVIS BEATに代表されるような濃いトラックという印象があり、彼らの唯一無二のスタイルもかっこいいのですが、実はストレートなヒップホップを聴かせるアーティストで日本を代表するクルーがいるということも忘れてはならない事実。頑張ってほしいっす、特にラップ面で。

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Foreign Exchange / All That You Are

foreign


リリースラッシュの中迷ったのですが、CHAOSのARCHIVE ARCHEMIST と小林大吾の詩人の刻印、RAYMOND GREENのRockin' at the market place購入しました。流し聞いたかんじではかなりの好感触だったので、聞き込んだらレビューしたいと思います。

てことで欧米のヒップホップの感想。アルバム「Connected」からForeign ExchangeのAll That You Are。今流行りのものとは一線を画す、ポップだけどオリジナルなスタイル。アルバム自体かなりの名盤です。レビューで一回「良質なゲームのBGMみたい」っていう表現を使ったことがあり、日本にはこの表現が当てはまるアーティストが何組かいる気がするけど洋楽ではこれしか知らないっす、ポップでありながら奥が深い。

その中でもこの曲は悲しげで壮大、クセのない二人のMCも良い味出してます。フック(この曲ではサビと呼ぶほうが正しいのかも、それくらいメロディアス)も素晴らしく、一時期ヘビロテでした。こういうアーティストが増えてくれるとうれしいっすね。

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Dilated People / Work the Angels

dilate


いや〜神だ・・・アメリカのアンダーグラウンドを代表する(つっても超有名だけど)クルー、Dilated Peopleのクラシックと名高い曲。

2種類のビートはどっちも極上、最初から最後まで耳から離れません。高音と低音でバランスのとれた二人のMCもスキルが高くてかっこいいっす、とくにEVIDENCEのフロウはかなりツボ。日本にはなかなか似たようなMCいないけど、去年のUltimate MC Battleの予選に出てたターキーっていうラッパーが、声のしつこいかんじが似ている気がしました。(フリースタイルだけじゃなんとも言えないけど。)彼の音源にも期待。

この曲はたまに聞きたくなり、聞くたびにあまりのかっこよさに打ちひしがれてしまいます。最近日本のアングラしか聞いてないんで、こういう曲を聴いたときの感動は以前より増してる気がする。名曲。

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Tha Blue Herb / Life Story

blue


001.THE ALERT
002.RUN 2 YOU
003.D.I.S.(DO IT SIMPLY)
004.SUPA STUPID
005.HIP HOP番外地
006.ON THE CORNER
007.I FOUND THAT I LOST
008.SUCH A GOOD FEELING
009.WE MUST LEARN
010.TENDERLY
011.この夜だけは
012.MAINTAIN
013.MAINLINE
014.MOTIVATION
●●●●●●●●●○ 9点

♪それが私の人生だ・・・♪

すっげ〜説得力・・・ 札幌からMCのILL-BOSSTINOとトラックメーカーのO.N.O.によるTHA BLUE HERBの3rd。昔からその問答無用のかっこよさで絶大な支持を得てきた、アンダーグラウンドの第一人者と呼んでもいい二人。意外にもフルアルバムはまだ3枚目だけど、コンピレーションやEP,アルバム未収録のシングルや客演など有名で良質な作品を山ほど残していて、しかもその作品に自分たちの人生というものを色濃く反映させています。ただ昔からやっているだけではなく、作品を初期から聞いていくと彼らの成長や葛藤というものが痛々しいほどに感じられる。今作では、今までリアルを追い求めつづけてシーンに反抗し続けてきたBlue Herbの、反逆の精神を貫いたものにしかわからない達観のようなものが見えます。(なにを言ってるんだ、高校生。)ひとつのことに賭けてきた人間が吐き出す悲しみや諦め。そこで自分は何を見ているのか。かっこよすぎます、ちょっとポエトリーっぽいフロウになってるんで賛否両論ありますが、ここに来て落ち着いて過激に生きてきた自分の人生観を披露してくれたBOSSに拍手。多分1stで同じようなこと言っても(言えないか。)今作ほどの高い評価は得られないだろうな、彼らの今までの積み重ねをみんなが見てきているからこそ彼らの言葉は真実になるのだと思う。

曲っすか?全部良いですよ。深い。過去を振り返るような作風の中で、(5)のあえて1stの歌詞を引用してくれたところがかっこよすぎて好きです。
「ラッパーは光 言葉は影 お前の痛みだって知らぬ間に全て忘れさせる」
音楽という表現方法である以上、ラップとはこうではなくてはならないというものはありませんが、この曲はBOSSというMCの在り方を絶対的な説得力で表現してます、少し聞いていて切なくなりますが。

ただの音楽ではなく、下手したら人生観まで変わってしまいかねないリリックの名作。自分みたいな若造はやっぱりどうしてもこういう圧倒的な言葉はそのまま受け入れてしまいます、もっと人生経験ある人の意見も聞いてみたいっすね。とにかく尊敬してます。

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見えない水

定期的に書きたくなるラップと関係ないお話〜

「見えない水」って知ってますか?いや、まあ本来水は透明でこそあれ見えるもの、見えるものをわざわざ「見えない」なんて言う必要はないわけで、だからと言って本当に見えない水があるかというと、なんかジョジョみたいで魅力的ですが残念ながら僕は知りません。

見えない水とは人間が日常生活で間接的に使っている水のこと。間接的とはどういうことか?水を飲む、とかシャワーを浴びる、とかトイレを流す(これ一回18リットル使ってるらしい!)とか、「どう水を使っているか」と言われてすぐに思いつく類のことを直接的水の使用とすると、間接的に使っている水とは、ようするに自分たちが日常的に使用しているものの生成の際に使用された水のことです。

具体的にどういうことかというと、米を作るには一年間の間水を使い続けなきゃならないし、牛や豚を育てるにしても水を与えなくてはならない。知らないところで水の恩恵を受けてるってことです。

んで、この「見えない水」の使用料を教えてくれる機械が今東京ミッドタウンにあります。その名も「見えない水の発券機」。普通の立ち食いソバ屋の発券機みたいなのがあって、それを押すと押した食べ物を作るのに使った水の量を教えてくれるようです。なんと牛丼一杯2000リットル・・・半端ないっすね。

地球上で真水の割合は全体の3パーセント、その中でも飲める水はすごく少ない・・・毎日使ってる以上、水の問題は人間が避けて通れないものだと思います。でもぶっちゃけ、牛を育てたり作物を作るのに使っている水の量ってのは俺たちがすぐになにかできる問題ではないっすよね。でも、この発券機を通して、自分たちがどんだけ水を使っているのか実感することで一人一人が自分の中でささやかな決まり事なり規制なりをかけることはできるはずです。シャワーを短くするとか。

ちなみに「見えない水の発券機」がある東京ミッドタウンの「water」なるイベント、水を使ったさまざまな展示物があってめっちゃきれいです。1月中旬までやってるみたいなんでよかったらどうぞ。

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武藤正幸 / 僕とキミをつなぐ物語

mutou


001.帰り道〜始まりでも終わりでもある日〜
002.僕のフローチャート
003.裸の王様
004.夏の日の少年
005.目を閉じたランナー
006.怪人21面相
007.人間角形
008.性〜さが〜
009.「 」〜無題〜
010.感情学入門
011.封のされぬ手紙
012.紫陽花
●●●●●●●●○○ 8点

明らかに本名のアーティスト名にさわやかなジャケット、英語をいっさい使わない曲名。どこのフォークシンガーかって?いやいや、彼はラッパーですよ。2004年にリリースされた武藤正幸の1st。彼の位置付けも背景も全く知らないのですが、作品はなかなか深い良い出来です。

彼の魅力は詩のような歌詞の内容に集約されます。しかもその歌詞の内容が実験的なものが多く、(2)では過去の自分の体験をフローチャートにすることで当時の自分の選択の未熟さや後悔というものを表現しているし、(7)では人間の関係を数学の公式のようにして歌っています。アルバムとしては「過去の自分」を振り返っているかんじ、しかも誰しも共感できてしまうような青春時代の切なさや楽しさを歌っているものが多く、涙なしには聞けないというのはオーバーにしても心をうつものがあります。ゴーイングマイウェイなかんじのアーティストには個人的世界に入りすぎてそこに共感できる人しか楽しめない作品が多いですが、自分だけの世界を維持しつつも誰にでも共感できる作品を作るセンスはさすが。とわいえ、ちょっとセンチすぎて気持ちわるさすら感じる(良い意味で、こういうの好き)(11)やまるで韓流アイドルみたいに歌っちゃう(12)など、好みが分かれる曲もいくつかあるかな。
多様な才能を見せる武藤正幸ですが、このアルバムで個人的に一番好きなのは(10)。近未来、人間に「感情」というものがなくなってしまった世界で「喜び」「悲しみ」「怒り」という三人のキャラクターの講演が始まるというストーリー。SFな設定と唸らざるを得ない鋭い人間観はまるで星新一のよう。

生中&DJ YUIのアルバムに参加されるようなので偶然持ってたこのアルバムのレビューをしました。長い間音源での活動をしていなかったのでアルバム一枚だけでいなくなってしまったのかと思っていましたが、まだまだやってたんすね、更なる活躍を期待してます。

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野郎ども、台場だ!!

daiba


学校があった平日の午後なのになにを思ったか男5人で台場に行って気付いたら完璧なまでのデートコースを歩んでいました〜

フジ→アクアシティー→デックスってかんじ。写真はデックスにある食べ放題のお店(2000円・・・痛すぎる出費)。え〜、当然ですが、客層はほとんどカップルなんで、みんな食べ放題で腹いっぱい食べたいにも関わらずデート中にがっつり食べたらみっともない、しかもその後のことも考えるとここで食べ過ぎるのは得策ではない・・・やっぱりここは抑えめにクールに会話でもしながら料理や夜景を褒めつついこう、という微妙な心理戦が伺えまして、小汚い身長180あるバスケ部出身の大男5人が90分がっつり食べ続けているという光景は完璧に浮いてました。とわいえ写真のチョコレートの噴水にフルーツやマシュマロつけるやつはおいしかったっす、量を食べるものではないんすけどこれも馬鹿食い。てか一番窓側の夜景がきれいな席だったんだけど・・・店員もなにを考えてただ食いにきただけの学生5人をその席に案内したんだろう。

その後台場の海岸で遊んでた、ここもカップルばっか。騒ぎすぎてたら周りにカップル一組もいなくなってた、心から悪いことをしたと思います、いや、本当に。夜も遅くなってきたところで、「クリスマスには必ず舞い戻ってやるぞ、待ってろよ台場!!」と心の中で叫び(てか実際叫んだかも)帰宅。

なんか風が気持ちよかったんでケツメイシの「よる☆かぜ」を聴きながら家まで歩いてました、この曲良いっすよね〜

ABNORMAL BULUM@ / DESTROY ALL MONSTERS #6.E06

anormmal


001.停滞PUNK CITY
002.#6.E06
003.着色料キ・イ・ロ??
004.18禁ゴッホ[オクチナオシゴ]
005.ヤミプール
006.裏切り舌技巧使による視聴覚レポートfeat.GEBO
007.skit
008.e.y.e
009.虚言イマジネーションSHIT
010.MILK
011.skit
012.Very Roll(Remix)
013.チャバシラLuxe"80's
014.五時デブ(ABNORMAL MOVIE)feat.DJチル村、僕desGARCONS、古道OHG
015.SLY
016.ハメ撮りシャウト
017.放置プレイメート
018.うん、うん、うん・・・etc
●●●●●●●●○○ 8点

♪自分しか見えてないド近眼よりライバルに恋しちゃうドキンちゃん♪

MCのMONCHIa.k.a.ハメ撮りフーリガン、アンジキジョイ、NAGAN SERVERとDJ拓音 aka MASS CUTからなるクルー、ABNORMAL BULUM@の1st。大阪特有の濃さを色濃く残しつつもそれだけではなくハウスなどの要素も取り込んだスマートなトラックと見事にキャラ立ちしているラップが魅力です。ちょっと初期の般若っぽさもあるはちゃめちゃなMONCHIと高音でどこか機械的なフロウなのにこちらもふざけまくってるアンジキジョイ、確かなスキルで二人をうま〜くまとめてるNAGAN SERVERのラップは、正統派なスタイルに大阪っぽいスタイルの良いところだけを足したかんじ。関西のラッパーにしては韻に固執していませんが、三人でパンチラインの多さを競いあうようなにぎやかさがあって聞いていて飽きない出来。また、三人のスタイルは異なるもののスタンスが似ている気がします、やる気なさげな脱力したラップからいきなり怒涛の早口になったり、抑えた声から限りなく歌に近いスタイルへと変化したりと、変幻自在のフロウとパンチラインの多さでリスナーを楽しませようとしている印象を受けました。

曲も多様で、静かで幻想的なものからパーティーチューンまで、彼らの様々な側面を見ることができます。初っ端の(1)から強烈、この曲に顕著なように彼らはフックもシンプルなものの耳について離れないものが多いっす。アンジキジョイの「アイムジャパニーズ黄色人種〜」という入りだしが印象的な(3)やトラックがかなり良質な(8)、終電のダルさと暗さを表現したような雰囲気の(5)、三人の魅力が爆発している(17)などかっこいい曲が多い。個人的ベストパンチラインは(10)の「毎度毎度色とかジャンルわけされるの正直しんどいの〜 十人十色わかった上での優越つけなきゃ意味ないから〜」で。

知名度低いですが実力は本物、いつか必ず上にあがってくるアーティストのひとつです。絶対的な個性を持ってるグループって実は少ないと思う、今後もっと頑張ってほしいと思わせるアルバムです。

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なのるなもない / melhentrips

なの


●●●●●●●●●○ 9点

♪煌びやかな官能美にみとれながら誕生日じゃない日を祝う 急がされるなら最後尾に並ぶ♪

降神からなのるなもないのソロアルバム。かなり好きなアルバムなんすけど、結構いろんなとこでレビューされてるんで全曲レビューしてみます。

001.月曜日の夢追い人
寒そうなのに温もりのあるトラック(謎)。なのるなもない特有の抒情詩的な言葉でほんわかとした日常を歌った曲です。この曲を聞くだけでその後の展開に期待せずにはいられないですね。

002.shermanship
名曲!!なのるなもないの魅力がこれでもかというほど味わえます。壮大なトラックにセンチな歌詞、こういうの好きです。
♪宛先知らずの手紙 それは自分描いたgypsy rock hippie hop〜♪

003.クロスケfeat.DJ SHUN
アングラのアーティストっていっぱいいますけど、こういう雰囲気の曲で勝負してる作品ってこれだけのような気がします。志人のソロとも降神のアルバムとも違う。タイトル通りメルヘンチックなのですが時折ひやっとさせられる冷たさとどうしようもない切なさを伴う。ファンタジーの世界だな・・・

004.海月
この曲も好きです。全曲紹介なんかするとどうしても褒め殺しみたいになるんですが好きなアルバムだからしょうがない。深いんだけど具体的な歌詞がほとんど無いから想像力をかきたてます、彼のラップは。途中の歌うところが好き。

005.ぐるぐる
曲名通り、森の中をぐるぐる彷徨っているかのよなスキット。客演を加えて少しだけ雰囲気が変わるここからの流れへの暗示みたいな位置付けかな。

006.許されぬフルーツfeat.YASURI
アルバム一のダークな曲。狂気がかったフックと、同じく狂った歌詞と高すぎる声で暴走してるYASURIの影響でしょう。

007.夜の太陽
純粋なヒップホップ色が一番強いのがこの曲かな。クールな歌詞と過去の曲からのフレーズの引用が魅せてくれます。

008.まわらないで地球feat.TOTO from SUIKA
俺は変わらないでいるから地球もまわらないでくれ。誰もが思うことじゃないっすかね。ふわふわのトラックになのるなもないとTOTOの切ない願いが込められてます。

009.break boy blues feat.志人、L.T.S.
相棒の志人とLunch Time Speaxを迎えた曲。L.T.S.の参加からかなり期待していたのですが、結果として今作唯一の残念な曲になってしまった気がします。客演が豪華なのになのるなもないが一番良い。

010.僕の知る自由
はちゃめちゃでてきと〜な雰囲気の曲。

011.まちぼうけfeat.tao
これまた名曲。現在ASTROやIMAGINIONで活躍している奇才、taoがラップで存在感を見せてます。この二人、同棲してたことがあるようで。taoもライミング、声、リリックすべての面で他を寄せ付けない個性と完成度を持ってるMCだよね。

012.風の詩
KOR-1のよる質の高いスキット。これ聞いてると飛べるような気がする、大空をはばたくってかんじではなくて木枯らしに吹かれながらふわふわと浮かぶかんじ。

013.Life Traveler
最初のほうは単調で静かだけど最後の裏にコーラスが入るところはかっこいい、内からの熱が感じられる曲。

014.旅のビーカブー
良い曲だけど、ほかのと比べるとちょっと地味かな・・・

015.帰り道
降神名義の作品、当然志人参加。一番人気の高い曲ではないでしょうか。すっごく純粋な恋愛の詩。良いっすよね、「祭り」とか「麦藁帽子」みたいな子供時代を思い出す歌詞はツボです。

ということで、褒めすぎた気もしますがなのるなもないの全曲レビューでした。降神関連の作品でこれが一番好きなんですが・・・本当は10点なんですが、2ndを製作中ということで期待を込めて9点。

Mr.Omeri / The Status Quo

omeri


001.Intro
002.Dear CB
003.Just Beat Sniper Remix feat.Spykk Law
004.絶句03 feat.FU-ZY
005.Specialist feat.Mikris, Spykk Law
006.Senario feat. YOU YORK, 麻起
007.Habitat Remix
008.The Black Master 〜KIN REMIX〜
009.まねかざる客 Remix feat. SESAME,GIEMSA, K.G.E.
010.FROM CB
011.The Present Condition feat.CSG
012.Habitat
013.The Status Quo
014.The Black Master 〜The Servantech Remix〜
015.Sorrow
●●●●●●●●○○ 8点

♪理由ある犯行 兄貴のお下がりだらけの次男坊に刷り込まれた言葉の残像♪

レペゼン千葉、Mr.Omeriのアルバム。 東京以外に住んでいるラッパーが地元意識をかなり露骨に音源にして見せるのは彼らが初期のほうなのではないかと思う。 客演陣、プロデュース陣と共に千葉出身の人たちが良い働きをしている作品。特にSERVANTECH(実はYAKKO)によるトラックは、今のYAKKOと同じタイプのストレートなかっこよさを持ちつつ若々しさもあり素晴らしい。Mr.Omeriのラップも、韻こそあまり踏んでいないものの男気たっぷりでかっこいいっす。(ただやたらとマザ○ッカーばっかり言っているのはちょっといただけないかな)

今作では、Mr.Omeriと同じく千葉からの客演陣がひとつのキーポイントとなっている。超早口ラップのSPYKK LAWと客演で唯一かなり知名度が高いMIKRIS(彼の何言ってるかわからないスタイルは賛否両論あるようですが僕は大好きです、もしフルアルバム出たら即行買うと思う)とのマイクリレー(5)は変則的なトラックも重なり癖になる一曲。異色の女性MC、麻起がフックを担当する(6)、トラックの迫力がすごい(13)やSERVANTECHの魅力が一曲に凝縮されたような(14)なんかもかなりお気に入り。しかし多くの名曲を押しのけて圧倒的な存在感を見せつけている(9)がやはりベストだろう。ラップ好きでこれを聞いてかっこよくないと言える人がどれくらいいるだろうか?初めて聞いた時マジで鳥肌立ちました。ちなみにこの曲に参加してるGIEMSAってMCかっこいいっすね、初期のS-WORDみたい。

Mr.Omeriによるかなりクオリティーが高い作品。千葉といえばDELI(今はカルデラビスタかな?)という印象を持ってる人が多いと思うのだが、Mr.Omeri周辺のMCたちも知名度こそ高くないもののこの土地では欠かせない存在だろう。 みんな実力があるわりに最近あんま露出してないけど、どこにいるんだろう?(この後のMr.Omeriの三枚のアルバム聞いてないってのもあるかもだけど)

三夜連続RADWIMPS第三段」

rad3


三夜連続RADWIMPS最終日、2ndアルバム「RADWIMPS2〜発展途上〜」。正直3rd,4thと比べると不安定さが目立つけど歌詞やメロディーの魅力は健在。発展途上とはよく言ったもので、メジャーで4枚のアルバムを出しているものの1stのときはなんとまだ高校生という若さなのでアルバムを出すたびに進化が見られます、それ以降のアルバムと雰囲気が異なるのは当然といえば当然。

とはいえ一曲一曲、かなりかっこいいっす、「なんちって」、「愛し」、「夢見月に何想ふ」などはヘビロでした。

RADの楽曲は正統派ロックからラップ、レゲエまでいろいろなジャンルの音楽が取り入れられており、それ故に「ポップすぎる」とか「RAD聞くやつはミーハーだ」とかいう意見もあるようだけど、僕はどんなジャンルでもかっこいいところは導入するっていうスタンスは健全な考え方であり彼らの魅力でもあると思います。 確かにミーハーってちょっといやだけど、他のジャンルを知らないで変にコアぶるのはもっといやなので。

ということで三夜連続RADWIMPSはこれで終わります、しばらくはもとどおりラップレビューに戻ろうかな。

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テーマ : RADWIMPS - ジャンル : 音楽

三夜連続RADWIMPS第二段

rad2


昨日、今日と人生最後の文化祭でした。すごく楽しかった〜でも柄にもなくちょっと悲しかったっす。雨の予報だったのに晴れて本当によかった、空が我慢していたかのように今大雨ですが。

てことでRADWIMPS第二段、4thアルバム「RADWIMPS4〜おかずのごはん〜 」。このアルバムは恋愛メインです、3rdのような狂ったような曲や恋愛に限らない生き方を歌った曲は少ないっす。

アルバムとしては3rdのほうが好きですが、4thは3rdと比べ「ふたりごと」「有心論」「セツナレンサ」のシングル三曲が超強烈。かなりセンチな曲です。その他のハイライトは失恋ソングなのに爽快でかっこいい、なのにどこか切ない「05410−(ん)」としっとり系の「夢番地」。

しかし個人的にはなんといってもあまりにも歌詞が悲しすぎる名曲、「me me she」を推したいっす。
♪約束したよね? 100歳までよろしくね。 101年目がこんなに早くくるとは思わなかったよ。♪

あと、リンクに「Japanese Hiphop Lyrics」追加しました、投稿やリクエストも可能なフレンドリーな雰囲気の先輩サイトです。

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三夜連続RADWIMPS第一弾

rad


やりたいと言いつつ全くやってなかったラップ以外の音楽の感想を。小説の感想と同様、レビューなんて大げさなもんじゃないので点数もつけません。

ということでRADWIMPSの感想を三日連続で書きたいと思います、気分で。このバンド、熱狂的なファンが多いようで、かなり聞きやすいものの確かな深みを持っています。彼らの最大の魅力は喜怒哀楽の表現の幅が非常に広いことだと僕は思っています。楽しいときやおちている時、どんな気分にでも対応できる歌詞とメロディーのバリエーションはさすが。

んでまあ画像は3rdアルバムの「RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜 」っていうやつなんですが、これは稀に見る名作かと。捨て曲なしどころかどれもかなり良い曲です。「閉じた光」や「へっくしゅん」なんかめちゃめちゃかっこいいんですが、個人的ベストは「螢」。バラード調のメロディーと切ない歌詞にやられました。
♪奪って消える ただそれだけと知りながら♪
ぜひ聞いてほしい作品です。

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NITRO MICROPHONE UNDERGROUND / SPECIAL FORCE

nitro


001.SPECIAL FORCE
002.DEAD HEAT feat.KASHI DA HANDSOME
003.ナクナイ?
004.NIGHT RAID -Tokyo state of mind-
005.侵略
006.JUNGLE FEVER
007.AM2:00
008.ボンバーマン
009.アルカトラズ
010.行動
011.PM 5:30
012.ONE NIGHT
013.楽団
014.PRAYER
015.THE PRESENT 4 REAL
016.SPEND THE TIME
●●●●●●●○○○ 7点

♪物心ついた時からChosen One♪

説明不要でしょう、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの3rd。感想としては、一定のかっこよさは保っていたけど、その枠からは一歩も外れてないかんじ、良くも悪くも意外性がない作品。最近のアメリカを意識した(実際欧米のプロデューサーもトラックを担当している)ド派手なトラックが連なっているが、個人的には最近のアメリカっぽいのは好きではない。これは好みの問題なのでここではノーコメント。

ただ、アルバム後半では大御所のトラックメーカーが名を連ね、必然的にとても優秀な内容になっている。特にMUROによる癒し系の(12)とYAKKOの魅力全開の壮大な(15)は素晴らしく、かなりかっこいい曲となっている。またシングル曲(1)も文句ない出来、二作連続でタイトル曲をかっさらったDJ VIBLAMのトラックが個性的なMCたちとうまく絡んだ名作。DJ VIBLAMはもっと露出していろいろ作ってほしい。

2000年前後では日本を代表する集団として間違いなくシーンを引っ張っていっていたNITROのメンバー。今作は前作ほど騒がれなかったし、もはやアウェーの雰囲気すらにわかに感じられる彼らだが、やはり日本のヒップホップを変えた巨頭だし多人数のクルーで一人一人がこんなにもキャラ立ちしている集団は類を見ない。ラップの面でも、今までにはなく器用なビッグザムやハイトーンボイスが復活したDELI、圧倒的な煙たさを保っているGore-Texなど見どころは満載。逆境を跳ね飛ばしソロでも頑張ってほしい、SUIKENやMACKAのアルバムはよかったので。

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小林大吾 / 1/8,000,000

こばやし


001.エイミーと尨犬 / Amy Tongue feat. Takatsuki
002.ためらい / A Blank
003.その子は如何にして星を燃やしたか / Interlude for Enfant Terrible
004. 鉄工所の夜 / Two Scraps Have a Break
005.Qwerty配列 / Interlude for Remington
006.千年 / Beast
007.後日談 / Interlude For A Blank
008.歩く / Stray Sheep
009.沸騰する建築家 / Interlude for Carlo Scarpa
010.砂金 / Gold Dust feat.TOTO
011.棘 / Tweezers
012.おとづれ / A Letter To Him feat. TOTO
013.笛吹きの末裔 / Awakening
●●●●●●●●●○ 9点

♪言いたいことはいくつある?一つしかないのなら言わずに黙っておいたほうがいい♪

もうすぐ次のアルバムが出るようなんでレビューしました、ポエトリーリーディング界から小林大吾の1st。詩人とは言ってもタカツキやSUIKAと同じレーベルからリリースしているだけあり、セルフプロデュースのトラックもしっかりしているし言葉を音に乗せるセンスはラッパーとしてでもいけるのではないかと思ってしまうほど。しかしやはり詩人だけあってラッパーにはどうしても出せないユーモアに溢れた言葉の引き出しと豊かな比喩表現を持っている。

舌を擬人化して皮肉めいた視点で言葉というものを表現する(1)、「ためらい、ためらい・・・」という呟きとも嘆きともつかない声が印象的な(2)、部品交換についての二人(二機?二体?)のロボットの会話に考えさせられる(4)、独自のセンスで悲しみと成長を語る(6)など、ラップより一層言葉の魔力と美しさに着眼点を置いた曲の数々。個人的にはその中でも(11)を推したい。「生まれつき後ろ足の片方がない猫がすれ違う四本足を不思議そうに眺める」という歌詞が印象的、こういうの大好きです、詩の魅力が集約したようなライン。

普通のヒップホップが好きな人には、彼の語り口調は正直物足りないかもしれない。(なのるなもないの1stが発売された時に彼のフロウが物足りないと言っていたひとが多かったが、このアルバムもまさにそんなかんじ。)だが「言葉」というものの可能性を新たに切り開いてくれた作品。楽器が弾けないかわりに圧倒的な言葉の情報量と幅広さを持つことを許されたラップというジャンル。このような特徴をもった音楽なのだから、彼のようにさらに音楽というよりは文学(って言ったら怒られるかもしれないけど)のほうに傾いたアーティストが出てくるのも当然といえば当然、次のアルバム期待してます。

Hisomi-TNP / シュルデイズ

hisomi


001.sink to float
002.ナクサカナ
003.Drpz+
004.色を忘れたカメレオンfeat.Q-ILL
005.east quest
006.情報蟲
007.因果系
008.ドゥディディビディダン feat.NI-YANG
009.在ルガママ
010.逆説・仲間外れの蝙蝠
011.big up from oshow
012.paradigm shift
013.シュルデイズ
014.トロイメライ
015.マホロバ
016.アンバランス隠れ処
017.sable feat.NI-YANG + Shinya Cunel
018.歪みの実
019.brilliant blow feat. Yarma
020.心呼吸feat.Takatsuki
021.ocian dub
●●●●●●●●●● 10点

♪忘れたい想いと忘れないでという願い抱いて寝ないで泣いてそれでも今日もこの星は回転♪

衝撃作!!! 自分の中ではSEEDAやTKCをぶち抜いてダントツで今年ナンバー1の出来のアルバムです。幻想的な底が見えない作品。このHisomi−TNPなるラッパー、Q-ILLのアルバムに参加していた曲くらいでしか知らなかったのですが、これ聞いて一瞬でファンになりました。ラップのスタイルとしては、無理矢理例えるとMAKKENZのライミングセンスにBigJoeのフロウを足したかんじ。リリックの内容もどこか神聖で、客演なしで彼のラップだけを聞かせるのもいいんじゃないかと思いました。(客演も良い仕事してます、とくに(20)のタカツキ。)時には詩の朗読みたいだったり歌っちゃったりしたますが、それを作品の雰囲気とマッチさせるのがうまくて狙ってる感が全くないのも強みか。

んでまあ曲の内容なんですけど、わからない人も多いと思うのであまり良い例えではないんですが、ファイナルファンタジーとか聖剣伝説のような質の高いゲームのBGMってかんじ。もしくはジブリ映画のダークなほうのものでもありそう。とにかくトラックの奥が深いです。「ナクサカナは鳴くだけ ナクサカナは泣くだけ 深い海の中にだってsky 空が広がる」という歌詞が印象的な(2)に始まり、アルバム中一番の幻想的な雰囲気を繰り広げる(3)、怒涛の早口ラップ(10)、タイトル曲の(13)、深い森の中に迷い込んでしまったような雰囲気の(18)、タカツキとのピースフルな(20)など、良曲を挙げたらきりがない。

わかりやすいヒップホップではないので好みは別れそうですが、素晴らしい内容のアルバム。かなりオリジナルなスタイルなのに「新しいヒップホップ」とか「〜〜系」みたいな無駄な触れ込みがないのも好印象。トラックといいリリックといい、世界観が普通のものとは違います。深い森の中、もしくは暗い深海の底。なかなか戻ってこれません、まだまだ知名度は低いですが必聴。

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KEMUI / BLUE SCREEN

kemui


001.Reboot -intro-
002.BLUE SCREEN
003.ブルーカラーズfeat.VAL
004.大航海時代
005.Interlude:1
006.あの頃〜地下闘技場編〜feat.漢(MSC)
007.HAPPY & MONEY
008.ていたらく
009.CORE 2 DUO
010.Interlude:2
011.青信号-blue signal- feat.RUMI
012.for M
013.RIGHT
014.灰色の日曜
015.Don't Sleep!!!
016.ShutDown -outro-
●●●●●●●●○○ 8点

♪右往左往も必要 立ち止まるも結構 己の青信号しばし全う♪

ライブラ周辺で活動しているKEMUIの1stアルバム。

KEMUIの魅力はその安定感とどこか憎めないリリック。早口でがっちりとラップをしているため、彼のラップを存分に満喫できる作品になっている。また、主にT.TanakaとSPIER1200によるやたらとクオリティーの高いトラックも注目すべきポイント。落ち着いた大人の雰囲気に16曲にわたって浸ることができる。ただ、ひとつ問題なのが彼の持ち味の若々しいリリックが逆効果になってしまっていること。「何がリアルか」とか「俺はこれからどうありたいか」とかを熱くラップしているが、これが16曲も続くとさすがに「くどい」と感じてしまう人もいるはず。個人的には大好きだけど。

曲単位としては、突出した曲は無いものの全曲かっこいい。安定感のあるKEMUIのラップの中で、英語でしっとりと歌うVALとKEMUIにはない毒をもったRUMIがいい感じのコントラストになっている(3)と(11)。この二曲はトラックの面でも素晴らしいでき。リリックの面で多様性を見せた(7)や(12)、一番キャッチーなできになっている(14)なんかも良作。でもやっぱり曲というよりはアルバム全体で聞くべき作品で、特に(9)以降、後半の流れは本当に素晴らしい。

濃い面子ばかりのライブラ勢の中で、一人落ち着いたスタイルで高いスキルを見せていたKEMUI。彼のキャラクターにあった、派手ではないが質の高い作品になった。ただ、やはりリリックやフロウでの多様性がもうちょっとあってもいいんじゃないかと思ったのは事実。次に繋げるためにも、KEMUIのさらなる可能性に期待。

孤独死って?

前前から興味があったトピック。そんなものを調べて書くのにちょうど良い場所かな〜と思ったんで書きます。

ニュースや新聞でよく聞く「孤独死」。なんかこれ以上ないほど悲しい響きだけど、これは具体的にどのような死に方なんだろう?「溺死」とか「老衰」とかならわかりやすいけど孤独死っていったい・・・てことで調べてみました。

一年間で数十人の方々が孤独死で亡くなっているらしい。定義が難しいようですが、簡単にいうと「家で亡くなった一人暮らしのお年寄りが数週間、時には数か月間誰にも気づかれずに時間が経ってから発見されること。」亡くなっても数か月間も誰にも気づかれないという「孤独」な境遇に立たされてしまっているお年寄りがたくさんいるってわけですね。具体的な死因ですが、自殺や餓死(生活保護を打ち切られた人がこれが多いようで。)などが多いらしいです。

これの何がやりきれないって、孤独死している人たちがほとんどお年寄りって点ですよね。まだ若い人なら、今自分が孤独でもいくらでも未来が見えるし、身内もいるんだろうから真の意味で独りになってしまう人はほとんどいないはず。でも自分がもう定年を越え、身内も心を許せる人もいない、社会的地位もないっていう状態になってしまったら、どうしますか?どうもできない人がほとんどではないでしょうか。僕たちは戦争なんて遠い世界のように感じますが、この人たちは戦争ないしは戦後ってものを知っていて、その後の日本を作ってきたんです。そんな必死に生きてきてこの結果はちょっとないんじゃないでしょうか。

もちろん本人たちにも責任はあるかもしれないっす、性格やら社交性やら。でもどんな人間であってもすべての人に見捨てられるなんてことがあってはならないと僕は思います。昔なんかの講演でこんな話を聞きました。
「人間が生まれた時、心から喜んでくれる人は親族くらい、多くても10人くらいでしょう。でも人間が死んだ時、心から悲しんでくれる人の数は10人なんてものじゃない、何百人もいるはずです。生きるっていうのはそういうことなんです。」
この話を聞いて不覚にも感動してしまったんですが、孤独死をしたお年寄りの方々にこれは当てはまらないわけですよね。人生は死ぬことより生きることが大切だってのは正しいと思うけど、その「人生」という舞台のフィナーレ、もう客席に人が一人も残っていないってのはいくらなんでも悲しすぎる。

孤独死を減らそうとする団体はいくつもあるようです。孤独死の原因は都会での隣人どうしのコミュニケーション不足やお年寄りのための施設がちゃんと完備されていないためだと睨み、そこらへんに力を入れているようです。行動に移せる人ってのは本当に偉いっすね。でもやっぱ一番大事なのはこういう一部の人間の行動ではなく社会全体の「心の温かさ」でしょう。本当に孤独な人なんて一人もいてはいけないわけで。理想ですけど。

少子化、高齢化が進んでいる今、確実に僕たち若者の肩にかかっている一人あたりの養わなければいけないお年寄りの人数は増えているわけです。そんな時代だからこそ、絶対に考えなければいけない問題。でなければ確実にこれからも孤独死する人の人数は増加していくでしょう。

以上、ラップとはまったく関係ない話でした。

Teruo a.k.a. Bayaka/ Nip-Jap

teruo


001.orange street;intro
002.orange street/Yoshiro&Rag(Under Slow Jams)&鎮 the dopeness
003.Hamburger99/環ROY
004.Smokaz Sweets/midicronica
005.Stay&action/Rag(Under Slow Jams
006.流石styles/鎮 the dopeness&環ROY)
007.Tokyo J.J./METEOR
008.switching roles/Take-c(Under Slow Jams)
009.KAKATOポリス/鎮 the dopeness&環ROY
010.interlude1y
011.In the chikin/Take-C(Under Slow Jams)
012.韻DEない/環ROY
013.interlude2y
014.Han-drum-session/Ryota(Under Slow Jams)
●●●●●●●○○○ 7点

♪震える夜の月を隠すんだ♪

重いドラムをベースとした唯一無二の音を作るトラックメーカー、Teruo a.k.a. Bayakaのアルバム。はっきり言って全く名前を知らなかったのだが、客演陣の豪華さに魅かれて購入したところ、これが大当たり。一曲目を再生した瞬間から今まで体験したことのない、けむ〜い世界へぶっとぶことができる良作だった。ドラムが重いのにどこか脱力感があってメロウでもある。不思議な作品です。

Under Slow JamsのYoshiroが静かに口ずさむ(1)を経て、(2)でメロウなトラックからいきなり鎮 the dopenessの「おのれ名は鎮〜ザド〜プネ〜ス」。RAGには悪いがこの曲は完璧に鎮 the dopenessの独壇場となっている。耳当たりの良さがウリのUnder Slow Jamsのメンバーが多く参加している今作だが、正直言って他の濃いMCたちのほうがトラックとうまくシンクロしていて印象に残った。タイトルどおりのダークな雰囲気を満喫できる(4)、メテオの暴走が止まらない(7)、環ROYが「こころ〜」とかすれ声でシャウトする、このアルバムで唯一わかりやすいかっこよさを残す(12)などは聞いておいて損はない。ちなみに鎮 the dopenessと環ROYが組んだ(6)と(9)はゆるい上に長いフリースタイルで、自分としては一回聞けば十分だった。

不思議な世界を演出するTeruo a.k.a. Bayaka。日本でこのようなトラックを作るのは彼だけだと思う、古い映画のような独特の煙たさを体験したい人はどうぞ。

GUMBO / DMR

DMR


001.THE DMR
002.DMR IS BAAACK!!
003.LOVESONG
004.極悪ガンボ(極悪VERSION)
005.Dakaretai Mens Rap
006.花男
007.METEORTIME
008.DEMOLITION MIC RANGERS
009.D&D OTOKO塾
010.YOGABOOM!!!
011.五輪
012.バラバラ巣
013.黄金の鯖
014.THE PUNCHLINEROOM
015.杉並ZOO
016.ピンポンパン!
017.下剋上
018.極楽ガンボ
●●●●●●●○○○ 7点

♪祭りバカたちの神輿のかつぎかた♪

DMRの1stアルバム。DMRとはダメレコ発、DARTHREIDER,メテオ、ROY THE ROYAL(現環ロイ)によるグループ・・・だよね?最新アルバムのとぐろはなんかダースレイダー主導のダメレコのコンピレーションみたいになってたんで。このアルバムではちゃんとほとんどの曲で三人が参加してます。しかしなんて濃い三人だ。。。山ほど参加している客演陣も当時はほとんど無名だったものの今考えると豪華。有名な(18)はなんと総勢24人のマイクリレー、みんなまだ若さを感じさせるスタイルだけど人数が多いわりにしっかりと8小説くらいラップしている。人数が多すぎる曲ってのはだいたいまとまりがなくなりがちだけど、この曲はそのまとまりのなさを逆に利用して楽しそうにやっていて、名曲といっても差支えのない出来だと思います。

もちろんこれ以外の曲も秀逸。ダースレイダーによるガシガシしたお世辞にもクオリティーが高いとは言えない(とはいってもダースレイダーの他のCDでのトラックはかっこいいのが多いので作風としてわざとやってるんだろうけど)が、あくまで「ラップを聴いてくれ、いや、俺のだけじゃなくてみんなのも。」っていうスタンスの徹底してマイクリレーを聴かせるスタイルはダメレコだけのお家芸です。お下劣マイクリレー(4)やATOMがSUIKAでは見せない激しいスタイルを見せた(10)、タイトル通り「下剋上」をテーマにした痛烈な(17)などは一聴の価値あり。

とにかくラップを詰め込めるだけ詰め込んじゃえってかんじの作品。最近はおしゃれだったりハウス調だったり歌詞が深かったりっていうCDが増えてきました。この作品はそういう「練りこまれたかっこよさ」は持っていません。ただ、俺は今とにかくラップが聞きたいんだ、って気分のときあると重宝する作品。
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